ララの命日
昨日の7月3日、ララが天国に旅だってちょうど一年の日。
去年の今頃も、百合がお庭を賑やかにしていたっけ。
今年も咲いた百合の花。
ララが亡くなる2日前に撮影した、最後の写真。
ララは、4年前にお庭にフラフラっと現れた子。当時推定年齢2歳。
それからの3年間、我家のお庭と天井裏を住居として暮らす事になります。
現れた当時はガリガリに痩せていて、どう見ても仔猫。
捕獲には手こずりましたが、病院で検査した結果、エイズキャリアと判明。
獣医さん曰く、グリ&ピノと一緒に生活するのは無理と。
あるサイトで相談しました。
「出血するほどの喧嘩をしなければ感染しないから同居は問題ない、危険はない、病気の子を差別するのか」などと言われ、混乱状態。
猫同士、決して喧嘩をしないという保証はありません。
万が一そういう事態になって、グリ&ピノが感染しても仕方がない、という覚悟を求められてるのか?
グリ&ピノを守るのは私の義務。本当に危険がないのか?
悩んだ挙句、他の方たちにも相談。
やはり同居は避けるべきという意見が多く、お外で暮してもらうのがベスト、と判断しました。
もちろん避妊手術は早々に完了。
疥癬症を患った時には、治療のため家の中で隔離しましたが、それ以外はずーっとお外暮らし。
3年後、ララはエイズを発症する前に、交通事故でお星様になってしまいました。
外出自由の猫ちゃんには、事故や伝染病、虐待などの危険が待っています。
安全が保障されていない限り、完全室内飼いがベスト。
が、再びララのような伝染病を持った子が現れたらどうするか?
お外で生活させるのか?
病気という理由で、家の中に入れないのは差別なのか?
差別はしたくないけれど・・・
理想論を言っても仕方がない、
遭遇した時点で、物理的・精神的にキャパが小さければ受け入れることは出来ないし、キャパが大きくなっていれば、受け入れることが出来るでしょう。
どの道を選んでも、心は痛い。