外猫ララ

2007.07.04

ララの命日

すかし百合

昨日の7月3日、ララが天国に旅だってちょうど一年の日。

去年の今頃も、百合がお庭を賑やかにしていたっけ。

今年も咲いた百合の花。

すかし百合黄色

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ララが亡くなる2日前に撮影した、最後の写真。

2006.7.1 ララ2


ララは、4年前にお庭にフラフラっと現れた子。当時推定年齢2歳。
それからの3年間、我家のお庭と天井裏を住居として暮らす事になります。

現れた当時はガリガリに痩せていて、どう見ても仔猫。
捕獲には手こずりましたが、病院で検査した結果、エイズキャリアと判明。
獣医さん曰く、グリ&ピノと一緒に生活するのは無理と。

あるサイトで相談しました。
「出血するほどの喧嘩をしなければ感染しないから同居は問題ない、危険はない、病気の子を差別するのか」などと言われ、混乱状態。

猫同士、決して喧嘩をしないという保証はありません。
万が一そういう事態になって、グリ&ピノが感染しても仕方がない、という覚悟を求められてるのか? 
グリ&ピノを守るのは私の義務。本当に危険がないのか?

悩んだ挙句、他の方たちにも相談。
やはり同居は避けるべきという意見が多く、お外で暮してもらうのがベスト、と判断しました。
もちろん避妊手術は早々に完了。
疥癬症を患った時には、治療のため家の中で隔離しましたが、それ以外はずーっとお外暮らし。

3年後、ララはエイズを発症する前に、交通事故でお星様になってしまいました。

 


外出自由の猫ちゃんには、事故や伝染病、虐待などの危険が待っています。
安全が保障されていない限り、完全室内飼いがベスト。

が、再びララのような伝染病を持った子が現れたらどうするか?
お外で生活させるのか?
病気という理由で、家の中に入れないのは差別なのか?

差別はしたくないけれど・・・


理想論を言っても仕方がない、

遭遇した時点で、物理的・精神的にキャパが小さければ受け入れることは出来ないし、キャパが大きくなっていれば、受け入れることが出来るでしょう。

どの道を選んでも、心は痛い。

 

2006.07.19

千の風になって

この詞は多くのサイトで紹介されていますが、一番好きだったサイトが閉鎖されてしまいました。残念に思っていたのですが、自分でやってみようと思い立ち、あのサイトのイメージを思い浮かべながら作ってみました。到底及びませんが、ご覧いただければ幸いです。

 http://homepage2.nifty.com/guri-guri/sennokaze/sennokaze.htm

新井満氏の日本語訳「千の風になって」を掲載するにあたり、快く許可下さいました事に深く感謝申し上げます。

        各地の大雨による被害に、心よりお見舞い申し上げます。

2006.07.11

あじさい娘・ララ

初七日が過ぎました。

「ちょっと遠出しちゃったのよ、お腹が空いちゃったニャ」と言って、ララが帰ってくるように思われてなりませんでした。でも一週間経っても、やはり姿を見せてくれません。ララのいない生活にも ようやく少しづつ慣れてきました。

つい先日撮ったララの写真。
あじさい娘として、デビューする予定でした。
最近は カメラを向けると、花の前でポーズを取ってくれる事が多かった。
「わたしには花が似合うでしょ?」とでも言いたげに。


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額アジサイの花の下、
カメラを向けるといつものようにポーズを取ってくれました。

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毛繕い後のララ、ちっこ中。
ちっこする時は、こちらからは必ずお顔を背けてました。恥かしかったのでしょうか。


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ちっこをした後に、いつもの食事場所にやって来ました。のっし、のっしと。


ララは食前か、あるいは食事を中座してにちっこをする事が多いのです。
おかしな子 ^^; 

 

ララが死亡したと思われる時間帯の 猫の一声。
ララは滅多になくことがなく、避妊手術以降には 病院以外では殆ど声を聞いた事がありません。だから あの声がララの声だとは 認識することが出来ません。

あの時、ピノはわたしの近くの棚の上にいました。
グリは縁側にいました。
あの声は グリでもピノでもなく、聞きなれない可愛い澄んだ声でした。

私はキッチンの窓の近くにいて、猫の声は窓の外、すぐ近くの場所からの声でした。
グリパパは ダイニングテーブルの前にいて、猫の声は玄関の方から聞えたと言います。
聞えた方向が違うのです。

夫々に、自分の耳は間違っていないと主張していましたが・・・

玄関横のララの食事場所、そこならば、方向がピタリと一致します。
でも ララの跳ねられた場所からは、約7~8mほど離れています。声が聞えた時に、グリパパは食事場所に確認に行きましたが、猫の姿はありませんでした。
そう、きっと、ララの体から魂が抜け出す時に、いつもの食事場所にやってきたのです。そして「さようなら」の挨拶をしてくれたのでしょう。

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(ララの食事場所。ここにララは戻ってきたに違いありません。) 

可愛くて優しくて美しい声、ララの声に間違いない、きっとそうなんだ、と今は確信しています。

動物はその最期の時、挨拶をして旅立っていくという。
私もそれを経験することになってしまいました。

ララの最期の姿は、とても美しかった。
少し出血はしているものの、綺麗なままのララでした。それが何よりも救いでした。

ララの事故が真夜中だったら、わたしたちの出勤後だったら、家の前ではなく他の場所だったら、ララの弔いが出来なかったかもしれません。ララがいなくなってしまったことを、知らないまま時を過ごしていたかもしれません。

ララは最期まで、優しくて賢い子を貫いてくれました。

ララに感謝です・・・ありがとう、ララ☆

2006.07.05

ララがお星様になりました

7月3日午前7時30分、ララが天国に逝きました。

家の前で 車にはねられ 即死状態でした。

火葬後、お骨はお寺の動物霊園に安置しました。

でも、家に連れて帰りたいので、分骨をお願いしました。

しばらくは 家族と一緒に 家の中で過ごします。 

その後のことは、まだわかりません。

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毎朝ララは朝食を取りに 玄関脇の食事場にやって来ます。

でもこの日はまだ朝食を食べに現れませんでした。

「ララ、遅いねぇ」と話をしていたその時、「ニャ~」という一声がはっきりと 外から聞えました。

グリパパは、様子が気になり外を見に行きましたが、玄関先にララの姿はありませんでした。

この時 午前7時30分。

 

そして程なく近所の方が訪れ、「黒猫が死んでいる、車にはねられたようだ」と。

あわてて道路に出てみたら、道路脇に横たわる黒猫、暖かい、でも生きていませんでした。

まさか・・・ イヤ、違う、ララじゃない、良かった! と安心したのです。

そしてその場を離れ この黒猫の飼い主をどうやって探そうか、

などど案じてはみたものの、やはり気になりもう一度確認したら・・・

   

横たわっている黒猫を見た時、

「ララじゃない、似てるけれど違う猫!」

と信じて疑いませんでした。

本当にララではないと、確信していたのです。

今から思えば、ララであってたまるもんか、ララのはずがない、

という気持ちが強くて、現実を認めなかったのでしょう。

あの時聞えた一声は、きっとララの最期の声だったに違いありません。

誰かを呼ぶような声でした。

わたしたちを呼んだのでは?

助けを求めたのでは?

すぐに救助すれば、もしかしたら助かったのかもしれない・・・

最期を見守る事が出来たのかもしれない・・・

ララのバカっ! なんでもっと車に注意しなかったの?

ララ、ごめんね、お家の中で一緒に暮せなくてごめんね。

ララのバカ、 ララごめんね、

ララのバカ、 ララごめんね

ララのバカ、 ララごめんね・・・  

 

ララを戸外で自由にさせていたので、いつかこのような日が来るかもしれないと、絶えず不安はありました。

でもこんなに早く現実となってしまったこと、まだ信じられません。

あの黒猫はララとは違う猫、明日になればまたひょっこりと、

「ごはんチョーダイ」と現れるような気がしてなりません。

 

ララは天国で、エイズという病気から解放された猫生を歩むことになりました。

長い間にわたり ララのことを見守って下さった方々、本当にありがとうございました。

 

でも、明日になれば、ララが戻ってくる、そう思えてなりません。

ララ、ごめんね、あんまり似てる子だったから、

間違えて葬式しちゃったよ・・・・・

 

2006.06.29

百合姫

本日のララは、百合姫になりました☆

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ボーボーに伸びているのは、芝ですねん^^;
まるで違う植物のよう、、、




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「芝刈りせんかい、芝刈りを~っ!」

ララは伸びた芝の上を歩くのは大嫌い。
飛び石を 上手に猫歩き。




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グリは相変らず、窓辺の住人。

白い百合は鉄砲百合。
黄色とオレンジ色は すかし百合。

花の拡大写真を撮らないままブログにUPするこの怠け者。
グリママらしい、って思われるだろうなぁ~ "^_^"

2006.06.05

ララのパトロール

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ララは初夏の庭をパトロール中。
異常があったら、報告してくらはいニャ~!


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サツキの花がチラホラ咲き、
その向こうには、紅色というか、茜色というか、赤っぽい花。
エビネの一種?
( 実は シランだそうな、そんなこと知らんかったなぁ~^^; ) 

 
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何十年もお手入れはしていないと思われます。
けれど 毎年綺麗な花を咲かせるありがた~い植物。
まるで雑草の逞しさ。

自然に生えてくるので 雑草と呼んでもいいのかしら? と思い、
『ウィキペディア百科事典』で調べてみました。
つまりですね、人間が邪魔だと思わなければ雑草ではないという事らしいです。
フムフム、勉強になりましたわぁ~

日本では厄介者呼ばわりされている雑草の代表選手・スギナくん。
遠い異国の地では、鉢植えで売っていたりして^^;

タンポポも一般には雑草と言われていますが、タンポポ茶として活躍しています。
我家では雑草でも、他所では雑草ではない、
人間の判断で、雑草になったりならなかったり。

雑草については まだまだ言いたい事が山ほどあります。
雑草のことを考えると頭痛がするので、今日はこの辺でお開きに (^.^)/~~~


2006.05.08

家出その後

連休中、慌しくてすっかりご無沙汰してしまいました。

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家出から戻ったララのその後。
今では何事もなかったような顔をして、庭をウロウロしています・・・

負けますわぁ~ キミには!

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なんか、文句ある?

眉毛のように見えるのは、体毛が薄くなっている部分。
禿げているように見えるから、
疥癬症のせいで毛が抜けても なかなか気付かなかったよ。

もう 病気をもらってこないように!

2006.04.29

ララが帰宅

ララが戻ってきましたーっ!
仕事から帰ってくると、玄関の前にララが・・・
ちょっとバツの悪そうな顔して見上げている。

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全くもぉ~、一週間も家出して。
やっと気が済んだのかしらー

痩せている様子もなく、元気そう☆
でもお腹を空かせているようで、ごはんをガツガツ。

もう家出しないでよぉー!


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皆様、お騒がせしましたニャン

2006.04.25

ララ解放

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先週の土曜日、ララを解放。
フロントラインをつけて、お庭にリリース。

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匍匐前進で そろりそろりと歩き始め、
 

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庭門から 外の様子を伺い、
ゆっくりと外に出て行った。
 

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空家になっている近所の家の庭に入り、
春を確かめている様子。
ウロウロした挙句、何処かに消えちゃった。

あれから3日。
ララは一度も戻ってきません。
監禁されていたのが、余程イヤだったのでしょう。

近所を探し回ったけれど、ララの姿は見えません。
何を食べているのだろう。。。
どこで寝ているのだろう。。。

しばらくの間、自由な生活を満喫したら、
きっと戻ってくると信じています。
前科がありますから、ララには。

2006.04.07

もう少しの辛抱

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最近のララ、ちょっと我侭。

煮干も残すし、焼きかつおも食べなくなったし、
まぐろの缶詰は ちょい舐めしただけで殆ど残し、
喜んで食べるのは、ササミだけ ^^;
ドライフードはしっかり食べるので、食欲がない訳でもなく。。。

トイレがひっくり返っていたり、座布団があさっての場所に移動していたり、水ボールの中の水が散乱していたり、夜中にかなり暴れている様子。
ねずみのおもちゃはどこにやったのか、行方不明。

窓を開けると、入ってくる風に鼻をピクピクさせている。
春の様子が伝わり、お外に出たいのだろうね。
2ヶ月の座敷牢の生活で、ストレスが溜まってきたのかも。

こちらは 桜が開花したばかり。
毎日の気温を眺めながら、ララの解放日を思案中。
来週には 最低気温が10℃を超えそう(*^^)v 
暖かくなるまでもう少し、それまでの辛抱だからね。

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