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2016.02.16

慢性腎不全の闘病

グリが慢性腎不全と診断された時、それに関するあらゆる情報、特に治療法や闘病方法について書籍やネットから情報を得ようと必死でした。

慢性腎不全についてのサイトからは、色んな情報を参考にさせていただきました。

その上で、獣医さんに教えて頂いた事、医療・食事・その他、便利グッズ等々、ご紹介することで病気の猫ちゃん介護のお役に立てるかも、と思っています。

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慢性腎不全は高齢猫の罹患率が高い病気です。

愛猫が慢性腎不全と診断された時、目の前が真っ暗になりますが、泣いている場合ではありません。飼い主としてこれからのことを決断しなければなりません。

積極的に治療をしていくか、それとも自然の流れに任せるか。

病院で治療を受けさせないことを選択したとしても、たっぷりの愛情を与えてあげれば、ペットは幸せだと思います。毎日のお食事があり、雨露をしのぐ場所を提供してくれただけでも、ペットは感謝していることでしょう。自然界では病気になった時点でもう・・・かなり厳しい。

治療を望むなら、金銭的・時間的な余裕が必要。治療費はかなり高額になることもあります。でも経済的なことは獣医さんと相談しながら治療を選択することも出来るでしょう。

我家の場合は、グリが生きる希望を持ち続けている限り、医療を含め全力でサポートすることにしました。つまり、食べようとする行為や食べ物の匂いを嗅ぐ行為があれば、「生きていたい」という証。
しかし食べるのを止めた時、生きるのを諦めたと判断するのは性急です。状況の見極めが大切です。
グリが一時期食べなくなった時、獣医さんは「グリちゃんを信じて待ってあげましょう」と。
そしてグリは期待に応えてくれ、その後食欲は回復し、体重が少し増えてきたのです。

昨年7月、病状が急に悪化してからの7カ月の間にはいろんなことがありました。
もうダメだと思ったことが幾たびか・・・。
でもグリは復調し、吐き気に襲われることのない穏やかな日々を過ごすことが出来ました。

獣医師でもない私が出来ることは、信頼できる獣医師さんの指導を受けながら、毎日の食事と生活の援助・精神的支えがメインです。

幸いなことに、主治医は地元では最も信頼されている獣医師さんの一人。
病院が混むので待ち時間が長いこと以外は恵まれています。

西洋医学では「慢性腎不全は治らない、最期は苦しんで逝くことが多い」といわれている病気・・・

治らないのは受け入れるとしても、QOLは保ちつつ出来るだけ長生きして欲しい、最期まで苦しまないで楽に生きてほしい、との願い。

グリの闘病を通して得た情報や介護の仕方など、少しづつ記事にする予定ですが、まずは掲載予定の記事の概略のみ、ご紹介します。
  

*治療法
医療機関の選択・・・西洋医学・東洋医学・自然療法など。
特に自然療法の「ホモトキシコロジー」は慢性腎不全には飛びぬけて効果が高い療法です。その他グリが受けた自然療法をご紹介します。

 

*食事
慢性腎不全の初期のころは、療法食ジプシーになりました。
少しでも口に合った療法食を求め、多くの種類を試してみました。
病気が進行すると食が細くなり、何でもいいから食べてくれる食材探しやフードの形状に苦心しました。
ドライ、ウェット、その他、魚、肉などなど。
更に食べやすくするために、フードプロセッサ → すり鉢 → 乳鉢 → ミルサー、と変化していきます。

 

*皮下輸液
点滴針は細ければ細いほど、痛くありません。グリの場合、病院から最初に頂いたのは18ゲージの太い針でした。皮膚に針を刺す時のあの感覚、苛めているような罪悪感…刺し方が悪いとグリも痛いようでしたが、エイヤーッと刺す私の心も痛い・・・
針を21ゲージ、23ゲージと細くするにつれ、グリの身体も、私の心の負担も小さくなっていきました。23ゲージならば針を刺すときの抵抗はなく、針を抜いた後の出血もなし。
23ゲージの場合は通常のぶら下げるだけのやり方では液が吸収されません。我が家での点滴方法をご紹介します。

 

*水
慢性腎不全の子にとっては、脱水は危険です。毎日口にする水はとても大切。
浄水器でろ過した水を蒸留した水がお薦めです。

 

*情報収集
資料を集めるためには、国立国会図書館の利用がお勧めです。国内で出版されたほとんどの図書を収蔵していて、地方にいても貸出しや複写サービスが受けられます。
ネット情報依存は危険です。古い情報が出回っていることも。昔から変わらないこともありますが、動物医療・ペットフード事情は変化していきます。

私もかつては「ペットフードが危ない(2003年版)」や類似の本を読み、市販のペットフードに危機感を持っていました。その後ペットフード安全法が施行され、また消費者・業者の努力もあり、ドライ・ウェットともに安全なフードが市販されるようになりました。

動物医療に関しても、素人の私たちには最新の学術論文を読みこなす力も方法もなく、手に入る書籍を何十冊、何百冊読んだところで所詮素人、ただの(勉強熱心な?)飼い主に過ぎません。
飼い主としての知識は必要ですが、専門家(獣医さん)の知識と経験と技術に頼るのが一番です。
「餅は餅屋」、信頼できる専門家を見つけましょう。

 

*QOLの維持
QOLの維持は何よりも大切にしたい! 
毎日の闘病生活を支えるためには、本猫はもちろん、飼い主の精神的健康も大切です。
日々の生活をより快適に過ごすためのお役立ちグッズなどをご紹介。

 

*口内ケアの重要性
歯周病菌が心臓病や腎臓病の発症の一因となることは、もはや常識になっているようです。犬では証明されているそうですが、猫の場合は、「まだ関連性がはっきりしない」、「関連している」、との両意見があります(2016年1月現在)。いずれにしても可能性が大きいということならば、ケアするのがベター。
日課の歯磨きと口内ケアの方法をご紹介します。

 

*強制給餌
強制給餌はなるべく避けたいですが、グリにも一時期、強制給餌を経験しました。
お役立ちグッズなどをご紹介。

 

*サプリメント
腎機能サポートのサプリメント、腎不全に効果的なサプリメントをご紹介します。

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