グリの一周忌
昨年の平成27年2月3日早朝、グリが穏やかに旅立ちました。
慢性腎不全でした。
14歳6カ月、まだまだ一緒にいれると思っていました。
あの日からもう一年。
時の流れが早いようで遅いようで。。。
グリの病気が悪化してからの7カ月間、私の脳裏には絶えず不安や心配がこびりつき、心臓がバクバクの状態がずーっと続いていました。
覚悟が出来ないまま、お別れが来るのが怖くて怖くて仕方がありませんでした。
きっと混乱し、号泣し、胸が張り裂けるに違いない、絶望と悲しみの底に落ちてしまうだろうと恐れていました。
ペットロスになることに自信満々?な状態。
ところが、その時、なんと! グリを笑顔で見送ることができたのです。
驚くべきことに・・・感謝の気持で満たされ、温かい風が私を包んでいるようです。
想像していた「お別れ」とは全く違う思いが溢れ、自分でさえびっくりポンの驚きでした。
お別れの時、グリに伝えた言葉。
・・・・・・・・・・・・・・
『グリ,頑張ってくれて有難う。
うちに来てくれて有難う。
一緒に過ごせて楽しかったよ、有難う。
たくさんの幸せな思い出を有難う。
グリには感謝の言葉しかないの、本当に有難う。』
・・・・・・・・・・・・・・・
グリのお位牌の前、写真の前では泣かないことに決めました。
闘病中もそうであったように、天使グリにはいつも笑顔で語りかけています。
泣きたくなった時には、顔をあげて「ありがとう!」、という言うことにしています。
「守ってあげれなくてごめんなさい」は、言わないことにしています。
ただ・・・やはり、
「グリ、なんで、どうして、行ってしまったの?」とグリを責めたり、
「グリがいなくなってしまったことは夢に違いない、現実は違う、ほら、そこにグリが!」と思ったり、
そんな時は、イケナイ・イケナイと首を横にふり、顔を天井や空に向け、「グリ、ありがとう」と呟きます。
グリが残してくれた豊かさに思いを馳せることで、温かな感謝の気持が湧いてきます。
信頼できる獣医さんからのサポートや、「ペットロスにならない方法」講座の受講などを通して、グリとのかかわり方を学べたことが幸いでした。
もう少しで、グリが旅立った時間になります。
あの日あの時、この場所でお別れしました。
グリ、今日だけは、あの日のグリ、闘病でやせ細ったグリ、頑張ったグリを思い出し、悲しみに暮れることを許して下さいね。
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