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2016.02.03

グリの一周忌

昨年の平成27年2月3日早朝、グリが穏やかに旅立ちました。

慢性腎不全でした。

14歳6カ月、まだまだ一緒にいれると思っていました。

あの日からもう一年。

時の流れが早いようで遅いようで。。。

 

 

グリの病気が悪化してからの7カ月間、私の脳裏には絶えず不安や心配がこびりつき、心臓がバクバクの状態がずーっと続いていました。

覚悟が出来ないまま、お別れが来るのが怖くて怖くて仕方がありませんでした。

きっと混乱し、号泣し、胸が張り裂けるに違いない、絶望と悲しみの底に落ちてしまうだろうと恐れていました。

ペットロスになることに自信満々?な状態。

 

ところが、その時、なんと! グリを笑顔で見送ることができたのです。

驚くべきことに・・・感謝の気持で満たされ、温かい風が私を包んでいるようです。

想像していた「お別れ」とは全く違う思いが溢れ、自分でさえびっくりポンの驚きでした。

お別れの時、グリに伝えた言葉。

・・・・・・・・・・・・・・

『グリ,頑張ってくれて有難う。

うちに来てくれて有難う。

一緒に過ごせて楽しかったよ、有難う。

たくさんの幸せな思い出を有難う。

グリには感謝の言葉しかないの、本当に有難う。』

・・・・・・・・・・・・・・・

グリのお位牌の前、写真の前では泣かないことに決めました。

闘病中もそうであったように、天使グリにはいつも笑顔で語りかけています。

泣きたくなった時には、顔をあげて「ありがとう!」、という言うことにしています。

「守ってあげれなくてごめんなさい」は、言わないことにしています。

ただ・・・やはり、
「グリ、なんで、どうして、行ってしまったの?」とグリを責めたり、

「グリがいなくなってしまったことは夢に違いない、現実は違う、ほら、そこにグリが!」と思ったり、

そんな時は、イケナイ・イケナイと首を横にふり、顔を天井や空に向け、「グリ、ありがとう」と呟きます。

グリが残してくれた豊かさに思いを馳せることで、温かな感謝の気持が湧いてきます。

信頼できる獣医さんからのサポートや、「ペットロスにならない方法」講座の受講などを通して、グリとのかかわり方を学べたことが幸いでした。

 

 

もう少しで、グリが旅立った時間になります。

あの日あの時、この場所でお別れしました。

グリ、今日だけは、あの日のグリ、闘病でやせ細ったグリ、頑張ったグリを思い出し、悲しみに暮れることを許して下さいね。

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