混乱続きな10日間:その2
16日 風邪発症
17日 風邪のため高熱 最高で39.4℃
18日 夜になると高熱が出てくる 最高で38.7℃。
午後9時半。
当然わたしはベッドで就寝中、及び傍らではチルチルたちニャンズもお休み中のはずだったのですが。
外出していた夫が帰ってくるなり、わたしの枕元へ。
「○○の熱がまた上がりそうな事が起きたんだ」と物静かに語ります。
「えっ? 何が?」とわたし。
「チルチルが脱走したけど、大丈夫だから寝ていなさい」と夫。
帰宅して玄関戸を開けた瞬間にチルチルが飛び出したと。
そ、そ、そんな! 寝ていられるわけ、ないじゃないですか!
何度も何度も名前を呼びながら、家の中も外も隈なく探し回りました・・・。
でも辺りが暗いので、何処かに身を潜めていてもわかりません。
時折庭からリンリン♪と聞こえてくる虫の音。
チルチルの首輪につけている鈴の音に似ていて、ハッとする事 幾度となく。
午前0時を回った頃。
捜索は夜が明けてから再開、ということになり、玄関戸を10センチほど開けたままでじっと待つ。
午前1時半。
もしチルチルが帰って来た時には必ず食事場所へ行くはずと思い、
その場にあるチルチルの食器に 「カラカラカラ」と音を立ててドライフードを入れました。
すると・・・程なく・・・玄関方面から現れて 食事場所にヨタヨタと向かう猫一匹!
猛烈な勢いでフードを食べ終えたチルチル、かなり興奮しています。
おどおどした眼つきで 口を開けてハァハァと息をし、
ウロウロと歩き回ったかと思うと、床にペタリを座り込む。
命からがら逃げて来た、といった感じです。
10分ほど経った頃でしょうか、徐々に落着き始めたので、怪我の有無をチェックしシャンプー。
ドライヤーで全身を乾かし、やっと一段落。
チルチルの人騒がせ・猫騒がせな行動のお蔭で みんな睡眠不足です。
私の熱は何処に行ってしまったような、でも治っているはずもなくぶり返しそうな気配。
午前4時30分 就寝
・・・・・ つづく