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2008.04.20

チルチルの脱走

18日朝7時半、緊急事態発生!

チルチルが脱走しました。

僅かに開いていた玄関ドア、その隙間を自分で広げて出て行ったようです。

 

その時、朝の準備に忙しくしていました。

玄関の横を通りがかった時に、10センチほど開いたドア、そしてそれを見ているグリを発見。

嫌な予感を感じ、慌ててドアを開けると、外にチルチルが!

もう、ビックリ! 心臓が止まりそう。

「チルチル!」と声を上げると、チルチルもその声に驚いた様子で、家の裏側へと向かって疾風の如く走り去りました。

チルチルも私もパニック状態 

チルチルは家の周囲を走り回り、グリパパと私はチルチルを追いかける。

この時はまだ敷地内を走り回っていたので、好きな食べ物や大好きなオモチャで誘おうと試みていました。

が、チルチルのパニックは治まらない。

そしてついに、塀を乗り越え隣の敷地へと飛び出しました。

最悪・・・・・・・

チルチルを見失ってしまいました。

 

こんな時、頼りになるのは「ねこさま王国」。

ありこさんに電話をすると、近くに住むメンバーが捕獲器をもってすぐに駆けつけてくれました。

それからほどなく、ありこさん初め、他のメンバーの方々も駆けつけて下さって、大捜査開始。

雨が激しく降る中、ずぶ濡れになり泥だらけになり、チルチルを捜索して下さいました。

2時間ほど近所を隈なく探しましたが、一向に見つからず。

一体、チルチルは何処に・・・

臆病なチルチル、知らない人間も車も怖いチルチル、

遠くに行ったとも考えられないし、何処に隠れているだろうから、取り合えず一旦捜索を中断することにしました。

雨が上がり、お腹が空くと、ソロソロと出てくる可能性が大きいですし。

 

そして、迷い猫捜索のポスターを作成し近所に配りました。

近所の方も好意的に協力して下さるとおっしゃって下さったり、お店屋さんでは表にはポスターを貼って下さったり、本当に有り難い・・・感謝、感謝です。

ありこさんが、迷い猫の新聞掲載の記事を作って下さる事になり、それをお願いしたのは午後2時頃。

暗澹とした気持ちでボーとしていた時、チリンチリンと鈴の音。

え? あの音は? 

チルチルの首輪についている鈴の音と同じ

泥だらけ、ずぶ濡れのチルチルが 家の中にいるじゃありませんか!

開けておいた玄関から、帰ってきたのですっ

  

でも、余程怖かったと見え、しばらくの間脅えきった様子が有り有り。

おどおどした表情、ビクビクした態度、まるで別猫のよう。

食事を取らせ、シャンプーした後、やっと元のチルチルに戻りました。

でも、やたらベタベタ甘えっぱなし。

怖かったのでしょうねぇ~

これに懲りて、二度と脱走しないように!!!

 

反省点が二つ。

まず、こちらがパニックになってしまったこと。

脱走した時には、慌てず騒がず追いかけず。

こちらが慌てると、猫もパニックになるようです。

大抵の猫は、出て行った入口から自ら帰ってくるそうです。

冷静に対処すべきでした~。 

そして2点目。

迷い猫のチラシを準備していませんでした。

グリとピノのは作ってあったのですが、チルチルのは未だでした。

慌てて作りましたが、普通紙に印刷すると体毛の色がかなり違う。

実際の毛色に近づけるために、色の調整に手間取りました。

やはり、予め準備しておけばよかったと反省しています。

 

以下は翌日の画像。

まだ後遺症が残っているようで、グリピノにもベッタリと甘えるチルチルでした。

080420b_2

   ピノが寝ているベッドにお邪魔虫のチルチル。

   ピノはゆっくり休みたいのにね。。。

 

080420a_2

 午後には、グリが寝ているベッドに入って甘えん坊のチルチル。

 グリはやっぱり優しいお姉さんね。

 

チルチルは今、玄関恐怖症です。

玄関を開けると近づきません。

長続きすると良いのですか・・・

 

ねこさま王国の皆様、本当に本当に有難うございました。

とても心強く、励みになりました

 

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