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2007.03.06

恐怖の出来事

長毛のチルチルに毛玉が出来てしまった。
何とかほぐそうとしたものの、毛玉が固くてほぐせない。
結局ハサミで切り取ってしまうことに^^;
コートが汚れると毛玉が出来やすくなるとか。

気温が上昇し、20℃を超える陽気の日曜日。
この暖かい日に、チルチル&ミルミルのシャンプーをしようと計画。
短毛のミルミルのシャンプーは、グリ&ピノの経験で要領はわかっている。
まずはミルミルから。

バスルームに連れて行き、ドアをきちんと閉めた。
お湯の温度を調整しようと思って目を離した途端、ミルミルの姿が消えているっ!

えっ? ミルミル! えっ? いないの?

どこにもいないんです、消えてしまったのです。

名前を呼んでも反応がない・・・
どこにも行けるはずがないのに ???

カウンターの天板がはずれそう、エイヤッとめくってみてビックリ。
浴槽の裏側との間に 配管用のスペースがぽっかりあいている!
ここからミルミルは出て行ってしまったのだろう。

ああ~、床下に行ってしまったに違いない。
どうしよう、どうしよう、どうしよう・・・もう、パニック状態。

そうだ、床下から外には出れないはずだから、床下を探せばいいのだ。
幸い我家の床下は高さがあるので、私にも入る事が出来るはず。

まずは納戸の下の倉庫から床下に入り、ミルミルと呼んでみる。
「ニャ~、ニャ~」とミルミルのしっかりした声が聞える。

やった! 生きている、とにかく無事でいてくれた。 第一関門通過。

「こっちにおいでよ、ミルミル」と言っても、声が返ってくるだけで姿が見えない。
怪我をしているのか、それとも何処かにはまり込んで動けないのかも・・・・。
一刻も早く救出しなくては!

グリパパは、この場から浴槽の下に向かう。

私はキッチンの床下収納庫のスペースから床下に潜り込んだ。
が、数メートル進んで先を見る。
バスルームまでの距離に気が遠くなり、命が尽きそうで挫折。

一方、納戸から床下に入ったグリパパは、根性でバスルームの下までたどり着いた。
床下から見てみると、ユニットバスと外部とは遮断されていて、ミルミルがユニットバスのスペースから床下に出ることが不可能な状態らしい。

さあ、これはまた大変、ミルミルが閉じ込められている!

取り合えず、電気温水器を取り付けた業者に連絡。
そしてどんな事でもしてくれるという便利屋さんに『仔猫捜索』を依頼。
家をリフォームした業者にも、お願いした方がいいかな・・・。

 

すったもんだの挙句、

工事の担当者と電話をしながらグリパパが、バスルームの浴槽の脇に付いている仕切り板を取り外したら・・・
ミルミル、居た。

見つけた! ミルミル、かくれんぼしている場合じゃないんだよ~~~

バスルームで何度も何度も名前を呼んだのに、全く応えてくれなかったじゃないの。
なのに、床下から呼ぶと、いつでも返事をくれたミルミル。
てっきり、床下だと思い込んでしまったよ。

それにしても、この仕切り板が簡単に取り外せるなんて今まで知らなかった(;_:)
知っていれば、こんなに大騒ぎをする事もなかったのにぃ~

 

070306c  その後のミルミル

グリママのショックは大きいぞ、腰が抜けてしまいそうだったよ
立ち直るには、相当時間がかかりそう。

便利屋さん、キャンセルしてごめんなさい。
業者の皆様、お騒がせしました。

 

[ 教訓 ]

いーち : バスルームは、密室とは限りません。 石鹸などを置くカウンターの天板をはずして空いているスペースがないか確認を!

にぃ  : 猫の返事は、当てにはなりません。

さぁん : グリパパは、もっと痩せなさい。行きは勢いで行ったものの、帰りが辛かったらしい。 ( 自分の事は棚に上げます。だってぇ、心労のあまり痩せちゃったもん )

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人の心配を余所に、無邪気なもんです。

だから、猫なんだけれど・・・^^;

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