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2006.07.05

ララがお星様になりました

7月3日午前7時30分、ララが天国に逝きました。

家の前で 車にはねられ 即死状態でした。

火葬後、お骨はお寺の動物霊園に安置しました。

でも、家に連れて帰りたいので、分骨をお願いしました。

しばらくは 家族と一緒に 家の中で過ごします。 

その後のことは、まだわかりません。

060704

 

毎朝ララは朝食を取りに 玄関脇の食事場にやって来ます。

でもこの日はまだ朝食を食べに現れませんでした。

「ララ、遅いねぇ」と話をしていたその時、「ニャ~」という一声がはっきりと 外から聞えました。

グリパパは、様子が気になり外を見に行きましたが、玄関先にララの姿はありませんでした。

この時 午前7時30分。

 

そして程なく近所の方が訪れ、「黒猫が死んでいる、車にはねられたようだ」と。

あわてて道路に出てみたら、道路脇に横たわる黒猫、暖かい、でも生きていませんでした。

まさか・・・ イヤ、違う、ララじゃない、良かった! と安心したのです。

そしてその場を離れ この黒猫の飼い主をどうやって探そうか、

などど案じてはみたものの、やはり気になりもう一度確認したら・・・

   

横たわっている黒猫を見た時、

「ララじゃない、似てるけれど違う猫!」

と信じて疑いませんでした。

本当にララではないと、確信していたのです。

今から思えば、ララであってたまるもんか、ララのはずがない、

という気持ちが強くて、現実を認めなかったのでしょう。

あの時聞えた一声は、きっとララの最期の声だったに違いありません。

誰かを呼ぶような声でした。

わたしたちを呼んだのでは?

助けを求めたのでは?

すぐに救助すれば、もしかしたら助かったのかもしれない・・・

最期を見守る事が出来たのかもしれない・・・

ララのバカっ! なんでもっと車に注意しなかったの?

ララ、ごめんね、お家の中で一緒に暮せなくてごめんね。

ララのバカ、 ララごめんね、

ララのバカ、 ララごめんね

ララのバカ、 ララごめんね・・・  

 

ララを戸外で自由にさせていたので、いつかこのような日が来るかもしれないと、絶えず不安はありました。

でもこんなに早く現実となってしまったこと、まだ信じられません。

あの黒猫はララとは違う猫、明日になればまたひょっこりと、

「ごはんチョーダイ」と現れるような気がしてなりません。

 

ララは天国で、エイズという病気から解放された猫生を歩むことになりました。

長い間にわたり ララのことを見守って下さった方々、本当にありがとうございました。

 

でも、明日になれば、ララが戻ってくる、そう思えてなりません。

ララ、ごめんね、あんまり似てる子だったから、

間違えて葬式しちゃったよ・・・・・

 

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