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2006.07.19

千の風になって

この詞は多くのサイトで紹介されていますが、一番好きだったサイトが閉鎖されてしまいました。残念に思っていたのですが、自分でやってみようと思い立ち、あのサイトのイメージを思い浮かべながら作ってみました。到底及びませんが、ご覧いただければ幸いです。

 http://homepage2.nifty.com/guri-guri/sennokaze/sennokaze.htm

新井満氏の日本語訳「千の風になって」を掲載するにあたり、快く許可下さいました事に深く感謝申し上げます。

        各地の大雨による被害に、心よりお見舞い申し上げます。

2006.07.11

あじさい娘・ララ

初七日が過ぎました。

「ちょっと遠出しちゃったのよ、お腹が空いちゃったニャ」と言って、ララが帰ってくるように思われてなりませんでした。でも一週間経っても、やはり姿を見せてくれません。ララのいない生活にも ようやく少しづつ慣れてきました。

つい先日撮ったララの写真。
あじさい娘として、デビューする予定でした。
最近は カメラを向けると、花の前でポーズを取ってくれる事が多かった。
「わたしには花が似合うでしょ?」とでも言いたげに。


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額アジサイの花の下、
カメラを向けるといつものようにポーズを取ってくれました。

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毛繕い後のララ、ちっこ中。
ちっこする時は、こちらからは必ずお顔を背けてました。恥かしかったのでしょうか。


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ちっこをした後に、いつもの食事場所にやって来ました。のっし、のっしと。


ララは食前か、あるいは食事を中座してにちっこをする事が多いのです。
おかしな子 ^^; 

 

ララが死亡したと思われる時間帯の 猫の一声。
ララは滅多になくことがなく、避妊手術以降には 病院以外では殆ど声を聞いた事がありません。だから あの声がララの声だとは 認識することが出来ません。

あの時、ピノはわたしの近くの棚の上にいました。
グリは縁側にいました。
あの声は グリでもピノでもなく、聞きなれない可愛い澄んだ声でした。

私はキッチンの窓の近くにいて、猫の声は窓の外、すぐ近くの場所からの声でした。
グリパパは ダイニングテーブルの前にいて、猫の声は玄関の方から聞えたと言います。
聞えた方向が違うのです。

夫々に、自分の耳は間違っていないと主張していましたが・・・

玄関横のララの食事場所、そこならば、方向がピタリと一致します。
でも ララの跳ねられた場所からは、約7~8mほど離れています。声が聞えた時に、グリパパは食事場所に確認に行きましたが、猫の姿はありませんでした。
そう、きっと、ララの体から魂が抜け出す時に、いつもの食事場所にやってきたのです。そして「さようなら」の挨拶をしてくれたのでしょう。

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(ララの食事場所。ここにララは戻ってきたに違いありません。) 

可愛くて優しくて美しい声、ララの声に間違いない、きっとそうなんだ、と今は確信しています。

動物はその最期の時、挨拶をして旅立っていくという。
私もそれを経験することになってしまいました。

ララの最期の姿は、とても美しかった。
少し出血はしているものの、綺麗なままのララでした。それが何よりも救いでした。

ララの事故が真夜中だったら、わたしたちの出勤後だったら、家の前ではなく他の場所だったら、ララの弔いが出来なかったかもしれません。ララがいなくなってしまったことを、知らないまま時を過ごしていたかもしれません。

ララは最期まで、優しくて賢い子を貫いてくれました。

ララに感謝です・・・ありがとう、ララ☆

2006.07.05

ララがお星様になりました

7月3日午前7時30分、ララが天国に逝きました。

家の前で 車にはねられ 即死状態でした。

火葬後、お骨はお寺の動物霊園に安置しました。

でも、家に連れて帰りたいので、分骨をお願いしました。

しばらくは 家族と一緒に 家の中で過ごします。 

その後のことは、まだわかりません。

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毎朝ララは朝食を取りに 玄関脇の食事場にやって来ます。

でもこの日はまだ朝食を食べに現れませんでした。

「ララ、遅いねぇ」と話をしていたその時、「ニャ~」という一声がはっきりと 外から聞えました。

グリパパは、様子が気になり外を見に行きましたが、玄関先にララの姿はありませんでした。

この時 午前7時30分。

 

そして程なく近所の方が訪れ、「黒猫が死んでいる、車にはねられたようだ」と。

あわてて道路に出てみたら、道路脇に横たわる黒猫、暖かい、でも生きていませんでした。

まさか・・・ イヤ、違う、ララじゃない、良かった! と安心したのです。

そしてその場を離れ この黒猫の飼い主をどうやって探そうか、

などど案じてはみたものの、やはり気になりもう一度確認したら・・・

   

横たわっている黒猫を見た時、

「ララじゃない、似てるけれど違う猫!」

と信じて疑いませんでした。

本当にララではないと、確信していたのです。

今から思えば、ララであってたまるもんか、ララのはずがない、

という気持ちが強くて、現実を認めなかったのでしょう。

あの時聞えた一声は、きっとララの最期の声だったに違いありません。

誰かを呼ぶような声でした。

わたしたちを呼んだのでは?

助けを求めたのでは?

すぐに救助すれば、もしかしたら助かったのかもしれない・・・

最期を見守る事が出来たのかもしれない・・・

ララのバカっ! なんでもっと車に注意しなかったの?

ララ、ごめんね、お家の中で一緒に暮せなくてごめんね。

ララのバカ、 ララごめんね、

ララのバカ、 ララごめんね

ララのバカ、 ララごめんね・・・  

 

ララを戸外で自由にさせていたので、いつかこのような日が来るかもしれないと、絶えず不安はありました。

でもこんなに早く現実となってしまったこと、まだ信じられません。

あの黒猫はララとは違う猫、明日になればまたひょっこりと、

「ごはんチョーダイ」と現れるような気がしてなりません。

 

ララは天国で、エイズという病気から解放された猫生を歩むことになりました。

長い間にわたり ララのことを見守って下さった方々、本当にありがとうございました。

 

でも、明日になれば、ララが戻ってくる、そう思えてなりません。

ララ、ごめんね、あんまり似てる子だったから、

間違えて葬式しちゃったよ・・・・・

 

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